糖尿病を防ぐには

糖尿病を防ぐには

糖尿病の遺伝的素因は残念ながら変えることはできません。そのため遺伝的素因が極めて強い場合は予防が困難となります。遺伝以外の急速に増加している糖尿病の原因は、ライフスタイルの欧米化に関連しています。糖尿病の最大の原因となっているのが肥満です。そのため太りぎみの人は食事のカロリーを適切なレベルに戻し、肥満を予防もしくは改善することが重要です。また栄養素のバランスも重要で、肥満の人は脂肪の摂取量が多いので、脂肪分を総カロリーの20%程度におさめる必要がああります。食事のボリュームを維持し、かつ糖質や脂肪の吸収を緩やかにするには、食物繊維を含む野菜の摂取を増やすと良いでしょう。食習慣では、まとめ食いや早食いは肥満につながるので、ゆっくりよく噛んで食べるようにし、ボリュームが夕食に偏りがたいな人は夕飯を控えめにして、朝食をしっかり摂る習慣を身につけましょう。

またお酒の量とつまみや間食をチェックする必要もあります。適量のお酒は血液の循環や脂肪の代謝を改善し、健康に良い効果があるとされていますが、限度を超えるアルコールは毒物に変身します。糖尿病に関していえば、アルコールはすい蔵からのインスリンの分泌を減らしてしまい、さらに全身でのインスリンの作用を妨げ、インスリン抵抗性を引き起こします。アルコール自体はほとんどがエネルギーとして消費されるはずですが、一緒に食べたものは脂肪として蓄えられます。またアルコールを飲みながらの食事は、つい食べ過ぎる傾向があるので、既に糖尿病がある人は禁酒が原則です。

それとストレスも体の交換神経を刺激し、インスリンの分泌を低下させ、肝臓からのブドウ糖の放出を増やしていくので血糖値の上昇を引き起こす原因になります。慢性的にストレスがあると、ストレス解消のためにお酒を多く飲んだり、ヤケ食いすることも考えられるので、意識してストレスを上手に解消する手段を持つようにするとよいでしょう。

糖尿病の予防には運動は欠かせないものです。筋肉を収縮させるとインスリンに頼ることなく血糖値を下げることができます。また脂肪が減り筋肉が増加するので、同じ体重であってもインスリンが効きやすい体となります。運動で大切なことは継続することです。理想は一人でいつでもできる有酸素運動、歩くことです。歩くことを基本にサイクリングや水泳を取り入れると効果がアップします。

最終更新日:2008/09/24

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